★ウルトラと人類の歴史編その２★

○救いの手

しかし宇宙進出がまた100年先に延びてしまったと人々が思い始めた頃、なんと地球に
対して救いの手を差し伸べる勢力が現れたのでありました。

地球における人類が保有する大量の破壊兵器を廃棄することを条件に、この地球も
存在する銀河系全体の治安と防衛を管理する銀河系連合(ＧＮ)が援助を申し込んで
くれたのでありました。そう、地球人のいう「宇宙人」さん達ですね。

○コンタクトの条件

人類は宇宙において孤独ではなく、他にも遥かに人類より高い文明を有する生命体が
存在したのでありました。基本的に銀河系連合(ＧＮ)がコンタクトを行うのは宇宙進出を
果たした生命体のみなのでありますが、地球人類も、ホントに少人数ではあるけれども
静止軌道や月に人間を送り込むことに成功したわけで、皮肉にも世界中が破産して
武器が無力化した結果、安全であるとの結論を得て地球に援助の手が差し伸べ
られたのでありました。

○援助されたものは

援助されたものは物品だけでなく技術にも及び、重力制御装置やワープ航法技術などの
人類の技術レベルを遥かに上回るものも提供されました。おかげで経済を立て直した
人類は、堰を切ったように自分らの体格に見合った宇宙船を作成、提供された技術を
応用して銀河系連合(ＧＮ)の一員として銀河のあちこちに旅立っていったのでありました。

○宇宙進出後

銀河系連合(ＧＮ)によって管理されているおかげで銀河は平和でありつづけ、銀河の
各地に散らばっていった地球人類も、多様な宇宙人たちと出会い、さまざまな職業に
ついていったのでありました。宇宙船は21世紀初頭のデスクトップパソコンのように
価格破壊が進み、誰でも所有できるものになり、近所のコンビニに自転車でジュースを
買いに行くがごとく、近隣の惑星の巨大スーパーに宇宙船を使って夕飯の買い物をしに
行けるまでの時代になったのでありました。

○人類史のまとめ

・・・要は宇宙進出後は、人類が考えていたよりもはるかに平和に銀河中に行動範囲を
伸ばして行ったのでありました。 『人類の歴史』を顔に乗っけたままグースカと昼寝をしている
ポットちゃんもその恩恵を目一杯享受している１人であります。ポットちゃんは
宇宙船バツゲーム号を使って、惑星ピンポンで製作された早押し機のレプリカを
各惑星のおもちゃ屋さんに届けることで生計を立てているのでありました。

○次にウルトラクイズの歴史のおはなし

歴史の話ばかりで申し訳ないのですが、次にウルトラクイズが21世紀以後どうなったかを
簡単にご説明させていただきますです。 21世紀初頭の話をしてしまうと「ウルトラクイズ
復活委員会」のネタばれになってしまいますので、例の経済大国が破綻した21世紀の
半ばからいってみましょう。

○経済破綻時のウルトラクイズ

例の経済大国が破綻した際、ウルトラクイズを放映していた、にょほほんＴＶ(略して
「にょっテレ」)も残念ながら、ウルトラどころか普段の番組の放映さえもままならなくなって
いまい、なんとテレビの放映自体がストップというとんでもない事態になったのでありました。

○で援助が来て・・・

でもって当然数年の間ＴＶ放映自体がストップしていたのでウルトラクイズも打ち切りと
なっていたわけなのですが、銀河系連合(ＧＮ)の援助の手が差し伸べられて以後、徐々に
各企業が立ち直ってくる中、にょっテレもなんとかＴＶ放映を再開したのでありました。
よかったよかった。

○ウルトラは・・・

がしかしウルトラクイズはにょっテレの持つカードの中でも一番費用が高い部類に属する
ものです。財政破綻以後10年間、ＴＶ放映が再開をされてもウルトラは放映され
なかったのでありました。

★ウルトラと人類の歴史編その２★