銀河縦横断ウルトラクイズ
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

第5章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第10章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第4章
     5 6 7
第9章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第3章
          10 11 12 13 14
第8章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第2章
          10 11
第7章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第1章

        

第6章
 1 2 3 4 5 6 7 8


★TV観戦前半編その3★


〇スタンド直行!

さて、バツゲーム号がいつも給油しているスタンドへと到着しました。例の、給油しようとしたら
休みだったあのスタンドです。

そして到着するなりポットちゃんはバツゲーム号から出てきて店長を呼び出します。

「店長ー! でてこんかーい! アタチは怒ってるのよー!」

「いや、ですからそれはおかどちがいの・・・」

後ろからあきれながらついてくトマちゃん。おや、スタンドの中から誰か出てきました。


〇出てきたのは

「まいど〜っす」

出てきたのは店長ではなくてバイトの兄ちゃんでした。

「あんた呼んでんじゃないの! 店長出しなさいてんちょ〜!!」

「いやオヤジさんならいないっすよ。しばらく帰ってこないっす」


〇なんと・・・!

「なによ? 銀行強盗でもやらかしたの?」

「やらかしそうになったのはポットちゃんでしょ・・・」

「トマちゃんは黙ってらっしゃい!」

「いやそうじゃなくってっすね、なんとオヤジさんがっすね〜」

「もったいつけないで早く言いなさい!」

「・・・銀河ウルトラで一次予選を通過しちゃったんっすよ〜」

「な〜んだ。予選を通過・・・・・・ななななにー!!!」


なななんと、あのタコちゃんに続いてスタンドの店長まで第一次予選を通過してしまった模様です。
2人ともビックリしまくっています。


〇うがー!!

「なーんで店長まで通過すんのよー!!」

「へ? 他にも通過した人がいるんすか?」

給油しながら答えるバイトのお兄ちゃん。

「バツゲーム号に乗せてってあげた人が他の会場で勝ち残っちゃったんです〜」

「がるるるる〜」

「へ〜そうなんすか〜。ボクなんか6問目で負けちゃったっすよ〜」

「あっボクよりすごい! ボクは5問目のトラバヤシ問題で・・・。ってことはあなたも人工芝に?」

「いやウチの会場は人数の関係で8問目からグランドだったから・・・。あっ、満タン入りました〜」

「あっそうでしたね、会場によって違うんでした! はいお金・・・」

「きさまらそれは4問目で負けたアタチへの自慢か〜!」

「はいはい、そうです、自慢ですよ。じゃあありがとね〜」

「まいどどうも〜っす!」

怒り狂うポットちゃんをズリズリと引きづりながらバツゲーム号へと連れて行くトマちゃんでありました。


〇予選放映始まる

そんなこんなを続けながらも、2人は日々まっとうに働いていたようです。そしてついに予選放映の
日がやってまいりました。

地球時代から変わらぬテーマソングとともに、スクリーンにどでかく、

「史上最大! 第950回 銀河縦横断ウルトラクイズ」

と映されました。もちろんバッチリ録画もしているポットちゃん達です。

★TV観戦前半編その3★


第5章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第10章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第4章
     5 6 7
第9章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第3章
          10 11 12 13 14
第8章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第2章
          10 11
第7章
 1 2 3 4 5 6 7 8
第1章

        

第6章
 1 2 3 4 5 6 7 8