★激闘第１次予選編その９★

○うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ

他の勝ち残っている挑戦者達はゾロゾロとバツの方へと歩き出しています。マルの方は
ずいぶんと少なくなってきてしまっています。

トマちゃんは悩みます。そして、

「しょ、勝負かけてやる〜！」

マルの方はずいぶんと少ない人数になってきています。これでもしマルだったらホントに
100名の中に残れちゃうかもしれません。

「３・２・１・そこまでー！」

ピピー！　と笛が鳴り響き、マルとバツの境界線にて係員がロープを張ります。

「正解は〜〜〜、これだ〜！」

「マル〜」←祈るトマちゃん。

「×」

どわーーー！！ よろこぶ×の方にいるたくさんの挑戦者達。一方、沈みこむマルの
挑戦者達。グランドからの拍手に送られて退場します。

トマちゃんが自分の席に戻った際に、先程までの件を逆恨みしていたポットちゃんが
たった１問で帰ってきたトマちゃんを大笑いしてやったのは言うまでもありません。

「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・・・・！！」

○　○×ボール持って走りクイズ

観客席で２人が喧嘩している間もグランドではクイズが続きます。

７問目まで内野と外野を使った○×お別れ形式でのクイズが行われ、８問目からは
いよいよ○と×のボールを持って走る形式のクイズになりました。

「く〜(泣)、せめてあれをやりたかったわ〜」

と○×のボールを持って走る挑戦者をうらやましく見ているポットちゃんでありました。

★激闘第１次予選編その９★