銀河縦横断ウルトラクイズ
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第5章
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第6章
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★TV観戦前半編その2★

「一言多いわー!」

「そりゃこっちのセリフですー!」


・・・どっちもですかね? といった感じで、仕事場である中央星域へとバツゲーム号に乗って
戻る2人でありました。


〇中央星域到着

そして2週間をかけていつもの仕事場である中央星域へと戻ってきたバツゲーム号でありました。

「じゃ〜仕方ないから半月後の放映を楽しみにしてマジメに働くわよん!」

「はいはい。ところで例の燃料代やらなんちゃってチャイニーズの服の代金やらはさっき本棚から
見つけたポットちゃんのヘソクリから返していただきましたので」

「ななななにー!! トマちゃんあんたそれでも人間かー!!」

「ロボットですよ」

「ぬぬぬ! この冷血ロボットちゃんめー!」

「ヘソクリ持っていながら人のカード勝手に使うからでしょー!!」


・・・あんたら仕事しなさい仕事・・・。


〇何か忘れてる

なんやかやとありましたが、その後2人はいつもの通り、早押し機のレプリカの配達の仕事を
それなりにマジメにこなす毎日を送っておりました。

しかしそんななか、ポットちゃんは何か頭の片隅でひっかかることが・・・。

「うーん・・・」

「どうしたんですかポットちゃん?」

「銀河ウルトラの予選が終わったら、な〜んかしようと思っていたような・・・」

「銀行強盗ですか?」

「それはこの前お金がなかったからでしょ! ホントのアタチはダイヤモンドダストのように
キレイな心の持ち主なのよ!」

「は、はかない心の持ち主なんですね・・・。第一お金がなかったからって・・・」

「それほど銀河ウルトラが大事だっちゅ〜こと!」

「はいはい・・・。・・・おっと、そろそろ燃料がないですね。んじゃこのまま給油しに
行きますんで・・・」

「・・・給油・・・。! 給油! そうだわ! 思い出したー!!」


どうやら思い出した様子です。ポットちゃんは一体何をしようとしていたことを忘れて
いたのでしょうか?


〇思い出した!

「トマちゃん! この前の時、給油できなかったのは誰のせいか覚えてる!?」

「ポットちゃんのせいです(きっぱり)」

「ちっがーう! トマちゃんのカードをパクる前に行ったところがあるでしょー!」

「へ? どこか行きましたっけ?」

「給油しに行ったらいつものスタンドが休みだったでしょ!」

「・・・ああ! そうでしたね。たしかスタンドの店長が銀河ウルトラに早々に
出かけちゃっていたから・・・」

「そう! おかげでずいぶん迷惑しちゃったから給油のついでに文句言ってやんないと!
 がうー!」

「・・・一番の原因は代金で服買っちゃったポットちゃんだと思うんだけどなあ・・・」

コックピットでわめきたてるポットちゃんを後ろから眺めながらため息混じりに言う
トマちゃんでありました。

★TV観戦前半編その2★


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