ウルトラクイズ復活委員会
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第1章
       
第7章
        
第2章
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第8章
          10 11
第3章
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第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
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第11章
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第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8


★第1章〜委員会設立編〜その1★

○ぷろろーぐ。

にょほほんTV(略して「にょっテレ」)の「ウルトラクイズ」が最後に開催されてから2年数ヶ月。

木枯らし吹きすさぶヤマナチ県トーフ市。・・・の町はずれに位置するアパート「ドロンコ荘」。
ここがとりあえずこの物語のスタート地点です。ドロンコ荘の201号室に住むウルトラクイズ
大好きのハットちゃんはなにやらご機嫌ナナメな様子です。一体どうしたのでしょうか?

<ハットちゃんのその日の日記>

・ごきげん月 ななめ日

まったく! いつまでたってもウルトラクイズは復活しやしないじゃないの! 不況不況って
みーんなスポンサーになってくれないもんだから庶民のささやかな一年に一回のお楽しみ
行事まで開催されなくなっちゃうなんて納得できないわ!

こうなったらアタチ(作者注:「私」ね)がスポンサーを探してやろうかしら! 待ってなさい
にょっテレ! アタチがポーンと耳を揃えて用意してやろうじゃないの!


・・・どうやらウルトラクイズが毎年開催されないことに腹を立てているようです。
一体これから どんな展開になっていくのでしょうか?


○101号室の住人は

さっそく次の日から活動を開始したハットちゃん。手始めにドロンコ荘の1階101号室に
入っていきました。ここはドロンコ荘の大家さんのお部屋です。さあハットちゃんは
どういった行動に出るのでしょうか?

<ハットちゃんのその日の日記>

・あたま月 ぽかりんこ日

今日、さっそくスポンサーを探すべくまずは下の階の大家さんに頼みに行ったわけ。
大家さんに、

「ウルトラのスポンサーになって欲しいの。10億円出してちょーだい!」

と言ったら、そんなお金があったらとっくにスポンサーをやっているよん、だって! つまりは
そんなお金持ってないって言うの。

「なーんだ大家さん甲斐性ないじゃん」と言ったらお金のかわりにゲンコツをくれた。
アタチがなにか悪いことを言ったとでも言うのかしら? プンプン!


○グチをいう

大家さんに頭をポカリンコされたハットちゃん。日記にさらにグチをつづります。

<ハットちゃんのその日の日記>

・あたま月 ぽかりんこ日(つづき)

最近大家さんは懸賞で儲けてるって聞いたから10億円くらい持っていると思ったんだけど
どうやら違ったようね。「南国たけたけ」の1000万円プレゼントを100回当てれば
済む話じゃない! あれじゃたいしたモン当たっていないようね!


・・・どうやらハットちゃんの感覚はわりと突拍子がないようです。


○作戦変更

大家さんは金銭面では一切頼りに出来ないとわかったハットちゃん(悪かったね)。
またなにやら考えついたようです。

<ハットちゃんのその日の日記>

・トキオ月 おしかけ日

こうなったらにょっテレに押しかけて直訴してやろうかしら。アタチの熱意を持って
プロデューサーを説得してやろうじゃないの!

・・・さっそく旅の支度をしてにょっテレのあるトキオ都に向かうのでした。

★第1章〜委員会設立編〜その1★


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