ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

第1章
       
第7章
        
第2章
          10 11
第8章
          10 11
第3章
          10
第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
          10
第11章
      6 7 8
第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8


★第6章〜面接に参戦編〜その5★


〇次は・・・

「ななななな!!」

面接ルームにコレちゃんが入ってきた途端思い切りビビるスタッフの方々(そりゃそうだ)。

「ふっふっふ。びっくりしました? うちの弟は天才的着ぐるみ職人なの! 触っても
本物と見分けがつかないわよ!」

そう言われてスタッフがコレちゃんに近づいてポヨポヨ触っています。

「す、すごいリアルだ!!」

ドアの向こうから聞こえてくる声を聞きながら大家さんがつぶやきます。

「(ぼそっ)そりゃそうだ、本物なんだから・・・」

「そして続いて紹介するのがこの人です。おーい、入ってちょ〜だい!」

ハットちゃんがドアを開けて大家さんを手招きします。

「ど〜も〜」

「この方は?」

「アタチのおジイちゃんです!」

大家さんとコレちゃんが思い切りズッコケました。

「だ、だれがおジイ・・・!」

と文句を言おうとした大家さんを押しとどめて、

「若作りでしょ〜! これだけ若作りなおジイちゃんはそうそういないっす!」

「こ、これまた個性的なご家族だ!」

・・・なんかスタッフ信じ込んじゃってます。正直、大丈夫なのでしょうか?(いろんな意味で)


〇さらに・・・

「そ、そしてあと1人の方は?」

スタッフがだんだん喰いついてきました。ハットちゃんの狙いは大当たりです。さあここで
トドメの一撃の手を打たなければいけません。

「お待たせいたしました! 本日の目玉です!」

ハットちゃんがはりきる中、影で大家さんがコレちゃんを呼んで尋ねます。

「ちょっとちょっとコレちゃん、あと1人誰が来るって〜の?」

「ほら、あの子ですよ」

コレちゃんが触手でドアを指し示します。すると入ってきたのは・・・!!

「・・・ええ!? は、ハットちゃんがもう1人!?」

なんと入ってきたのはハットちゃんそっくりの女の子でした。ただひとつ違うのは、
頭にかぶっているのがウルトラハットではなくて工事用ヘルメットなところでしょうか。

★第6章〜面接に参戦編〜その5★


第1章
       
第7章
        
第2章
          10 11
第8章
          10 11
第3章
          10
第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
          10
第11章
      6 7 8
第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8