「なにしてんの？」

「なに言ってんの！　にょっテレ襲撃しに行くに決まってんでしょ！」

「わー！！」

○やめんかー！

大家さんがあわてます。

「ちょっと待った〜！　んなことしちゃダメだってば！！」

「だってこのまんまじゃ気がすまないでしょ！　大丈夫！　また大家さんに命令されたって
ことにしとくから！」

「だからそれがダメだっていってるんでしょー！！」

ハットちゃんも荒れてますが、しょっちゅう被害を受けている大家さんもまた必死。
もう大騒ぎです。

○翌日・・・

翌日のお昼のこと。大家さんの部屋にコレちゃんがやってきました。

「こんにちわ〜。あの〜なんかハットちゃん達み〜んな出かけちゃったみたいですよ」

「みんなってカモカモちゃん達もホワちゃんもヒトダマちゃん達も？」

「そうです。みーんないないんですよ〜」

はて？　みんなどこへ行ったのでしょうか？

○いや〜な予感・・・

「・・・ん？　・・・まさかハットちゃん達、昨日言ってたにょっテレ襲撃を
実行する気なんじゃ・・・」

「あっ、そうかも！　っていうかたぶんそうでしょ！」

「・・・コレちゃん、いざとなったらボクのアリバイ証明よろしくね・・・」

どうやらまた迷惑をかけられそうな気がする大家さん。せめて大事にならないのを
祈るのみです。

★第５章〜プロジェクトＮ編〜その５★