○トキオ到着

電車に乗って２時間ほど。ハットちゃんはトキオ都に着きました。にょっテレに直行して受付で
ウルトラクイズのプロデューサーを呼び出してくれと頼みます。さてさてどうなるのでしょうか？

○♪ピンポンパンポーン

ハットちゃんがトキオ都に到着した日の夜。大家さんはいつものように７時のニュースを
見ながら晩ごはんを食べていました。すると・・・

“・・・さて続いてのニュースです。本日昼、にょほほんテレビに銀玉鉄砲２丁を持った
女の子が押し入り受付嬢に、ウルトラのプロデューサーを呼んでちょうだい！　と言って
いたところを警備員に補導されました。この女の子はヤマナチ県在住のＨちゃんと
名乗っており、アパートの大家さんに命令されてヤマナチ県からやってきたと供述している
模様です。警察は近くこの大家さんから事情を聞く方針です・・・。”

大家さんの部屋の黒電話が鳴り響いたのはそのときでした。

○ガミガミガミガミ

で、その日の日記はというと・・・

＜ハットちゃんのその日の日記＞

・補導月　されちった日

いやーまいったまいった。大家さんに命令されたとホラ吹いてから数時間後に大家さんが
おまわりさんに連れてこられたんだけど、そしたら大家さんにもこっぴどく叱られちゃったよ。
お茶目なホラなんだから笑って許してくれりゃいいのに。どうも大家さんは心がちと狭いようだ。

おまわりさんはあやまったら許してくれたので次の日にはドロンコ荘に戻ってこられたんだけど
同じ手を使ったら今度はタイホしますよって言われちゃった。なんか違う手を考えなきゃ〜。

○ウルトラを安く済ませる方法

にょっテレに押しかけて警備員とおまわりさんと大家さんにこっぴどく叱られちゃった
ハットちゃん。次はどんな手を考えるのでしょうか？

＜ハットちゃんのその日の日記＞

・発想の月　転換日

どうやら違う手を考えざるを得ないみたい。ちっ、一番手っ取り早い方法だと思ったのになぁ。
でも頭の切り替えが大家さんと違ってすばやい(ふんっ(←大家談))のがアタチ！　
そこで新しい方法を考えようとしたわけ。

つまりウルトラが開催されない１番のネックはお金の問題じゃないかと思うわけ。そして旅を
する中で一番お金がかかるのがおそらく交通費と宿泊費！　この双頭の小悪魔ちゃん(←？)を
何とかしない限りウルトラの開催は遠のくばかり！　ずばりアタチがウルトラクイズの
コストカッターとなってやろうじゃないの。さーさっそくこの小悪魔ちゃんたちを無力化する方法を
考えるわよ〜。

どうやら某企業のように経費の切り詰めの方向に走る模様です。でもウルトラの規模を
縮小しないでの経費節減の方法などどのようなものがあるというのでしょうか？　その後
インターネットでなにやら探し始めたハットちゃんでありました・・・。

○必要なものは・・・

突拍子がないんだか大胆で斬新なのかよくわからないハットちゃんの発想。
さあハットちゃんはまず何を行おうとするのでありましょうか？

○アパートの家賃を・・・

パソコンで何かを見つけた様子のハットちゃん。今日も懲りずに101号室の大家さんを
訪ねるのでありました。あれ？　大家さんは頼りにできないのではなかったっけか？

＜ハットちゃんのその日の日記＞

・やっぱり月　ケチケチ日

今日はさっそく大家さんに協力を依頼すべくお願いしに行ったわけ。大家さんにウルトラが
復活して欲しいかと聞いたら、そりゃもちろん、との答え。だったら協力してちょうだい！　
と言ったら10億円なんて持ってないってば、なんてぬかすのよ。まったく昭和生まれの
人間はこれだからやーねー。何年前の話を持ち出すのかしら(４日前なんですけど・・・)。
とは思ったけれどアタチは人間ができているから(どこら辺が？)それは口に出さずに提案を
したわけ。

★第１章〜委員会設立編〜その２★