○どうせまた・・・

「どうせまたコレちゃんとハットちゃんあたりがロクでもないもん作ったんじゃないの〜？」

階段上がりながらあきれる大家さん。

「ううん、コレちゃんがお部屋に来る前からハットちゃん変だったの」

「どんな風に？」

「だからぽか〜んとしてるの！」

「ああそうか、なんなんだろ？」

大家さん達が201号室に行くと・・・、

「ありゃホントだ、みんなどうしちゃったの？」

なるほど、ハットちゃんもコレちゃんもカモカモちゃん達もぽか〜ん状態です。で、みんなが
ＴＶの方を向いているのに気づいた大家さん。

「なに？　テレビでなんかあったの？　どれどれ・・・」

○ぽっか〜ん・・・（ノーコメント編エピローグ）

ぽっか〜ん・・・(ハットちゃん)

ぽっか〜ん・・・(コレちゃん)

ぽっか〜ん・・・(カモカモちゃん達)

ぽっか〜ん・・・(大家さん)

・・・ありゃま、大家さんまで！　メットちゃんにはよく訳がわかりません。

「いったいこのニュースがなんだっていうのかな〜？」

「・・・え〜、繰り返しお伝えいたします。某にょっテレのプロデューサーによるインチキ
視聴率事件が発覚いたしました。視聴率とＴＶ局の信頼性を著しく損なう重大な
事件であり、軽視できないものであります。このプロデューサーは過去にはウルトラクイズの
特番のプロデューサーも行ったことがあり・・・」

ノーコメント編　おしまい

※このお話はフィクションであり、実在の人物や団体などには一切関係がありません。
あしからず〜。

★第10章〜ノーコメント編〜その２★