ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

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★第8章〜PPS2ウルトラ前編〜その11★

「コラコラコラ! ちょっと待ったちょっと待った! 自分の時だけコンティニューがなんで
発生すんのよ!」

「いや〜大家さんツイてない! たった今敗者復活が復活したの!」

「ウソばっかり!」

ズルいというかセコいというか・・・。


○改造通過ルール

「いえ〜い、ドーム突破〜♪」

ハットちゃん1人だけが、コンティニューの多さに助けられてドーム通過に成功しました。

「ハットちゃんずるい〜、自分ばっかり7回もコンティニュー・・・」

「ぐわぐわ〜・・・(ホントホント〜・・・)」

ノーマル設定で3回間違えた時点で落ちちゃったコレちゃんとカモカモちゃんがクレームを
つけます。でもハットちゃん、間違えすぎ!

「いいの! それにホラ見て! ドームと成田だけ、1人でも通過すれば他の4人が
次のクイズもチャレンジできるように改造したから!」

「え? あ、ホントだ! ボクもいる!」

「ボクも!」

「ぐわ!」

ホントだ、4人ともいます。なるほどこれはパーティー用にはいい機能かも。


○改造ジャンケン

「よ〜い、ジャンケンポイ!」

「ぐわ!」

グーチョキパーが出せないカモカモちゃんは、グーとチョキとパーのパネルをクチにくわえて
勝負しています。なかなかカモに優しいゲーム設計ですね(←?)

「ぐわ〜!」

「やったねカモカモちゃん、3対1で見事ジャンケン勝利〜!」

「次は〜、あ、大家さんですね」

「よ〜し、ジャンケンポイ! ジャンケンポイ! ジャンケンポイ! ・・・ってハットちゃん」

「な〜に?」

「なにげに、なんでボクは田舎チョキなわけ?」

「“裕福度”のほかに“田舎者度”も設定できるの! それが一定値を超えると
そのキャラのチョキはず〜っと田舎チョキ!」

「・・・んなパラメータつけるなっちゅ〜の!」


○第1チェックポイント

勝った負けたはあったけれど、勝った人がいるのでまたみんなで次のクイズです。
はい、ペーパークイズでございます。

「よ〜い・・・ピー!!」

デデデン♪ デデデン♪ デデデン♪ デデデン♪

いつものBGMに乗ってペーパークイズがスタートです。5分50問の戦いです。

「3・2・1・そこまで! ピピー!」

「ふぅ〜」

「ふぅ〜」

「ふぅ〜」

「ぐわ〜(ふぅ〜)」

「いや〜、我ながらよく出来た気がする! 通過間違いなし!」

おや、なんか珍しく大家さんが強気です。ペーパークイズが自分なりによく出来た模様。
さてさて結果は?


○改造ブーブーゲート

「さあ来たぞ! 自信はどうだい? じゃあ思い切って行ってみようか、せ〜の・・・」

ポリゴントメさんにうながされて○ボタンを押す大家さん。

「せ〜の、そりゃ!」

ぽちっとな!

・・・ブー! ブブー! ブー!


「え〜! まさか! かなり自信あったんだよ〜!?」

よく出来たと思ったのに落ちてしまった大家さん。・・・・・・ん?

ブブブー! ブーブブブー! ブブー! ブーブーブー!!!

「な、なんでこんなにしつこく鳴るの・・・・・・って、コラコラそこのイタズラっ子ちゃん!!」


カチャカチャ、カチャカチャ、カチャ、カチャカチャカチャ!

ブーブー! ブーブー! ブー! ブーブーブー!


「な〜んでキミのボタン押す動きとブザーが同調してんの!!」

ハットちゃんが隠れてボタンを押すとそれと同じようにブーブーゲートが鳴るように
細工した模様です。まったくおバカな改造を・・・。


○改造ドロンコクイズ

結局はみんな無事に通過できた機内クイズ。さあ次はグアムのドロンコクイズです。

まずは大家さんの番です。でもまず始める前にハットちゃんを疑いのまなざしで注視します。

「・・・・・・で、ここではどんなワナが待ち受けているわけ?」

「失礼な! ワナだなんて! アタチはただエンターテイナーとして・・・」

「誰がエンターテイナーなんだか・・・。まあいいや、さあ問題問題・・・」


「問題。日本で一番高い山、フジ山のある場所はヤマナチ県とシズオカン県の県境。
では、日本で二番目に高い山も同じくヤマナチ県の県境に存在する。マルかバツか!?」

「ふはははは! ラッキ〜!」

大喜びでマルへ向かってキャラクターを走らせる大家さん。ヤマナチ県在住の大家さんには
サービス問題みたいなもんです。

「とりゃー!」

バリバリバリ! ・・・ドッボーン!!!


「・・・・・・、はあ!?」

あれれ? 正解のはずなのに?

「ハットちゃん、なによこれは〜!」

「へ? 簡単なことでしょ、つまりはマルにもバツにもマットが無い状態にアタチの
コントローラーひとつで・・・」

「コントローラーひとつでそんなこと出来なくていいの!! ったくも〜!」


○改造大声クイズ(PPS2ウルトラ前編エピローグ)

うたがいのまなざし〜〜〜・・・


「な、なによなによ大家さん。アタチがそんなにキレイ?」

「・・・だったらこんな目で見ないでしょ。で、ここじゃあどんな凶悪なワナが?」

「だんだん表現が悪くなってくわね! まったくこれだから大家さんのねちっこい性格って
や〜ね〜」

「誰だってあんだけ色々やられればしつこく疑うわ!」


といったわけで今度は大声クイズです。

「まず改良点だけど、それぞれのキャラに合ったフレーズを叫ぶようにトメさんから
言われる形にしたの!」

「番組とおんなじですね」

「そう!」


「それではカモカモちゃんは“ポップコーン大好き〜!”と叫んでください」

「ぐわ!」

「ハットちゃんは“美人・可愛い・なんてステキ!”と叫んでください」

「まかせて!」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」


みんないいかげんツッコむのがアホらしくなって黙っています。

「コレちゃんは“ボクはハムじゃない!”と叫んでください」

「ひ、ひどいハットちゃん、またボクのことをハム呼ばわり!!」

「なに言ってるの! それをみんなにしないでもらうようにこう叫ぶんでしょ!」

「うわ〜ん! ひどい〜!」

「かわいそ〜に、今度はコレちゃんが標的に・・・」

どうやら今度のチェックポイントでは大家さんではなくコレちゃんが標的に・・・って、
まだ大家さんのフレーズがまだでしたね。さてなんでしょう?

ん? ハットちゃんがいきなり立ち上がってドアを開けて靴を履き始めました。はて?

「大家さん、キミは“金無し彼女無し甲斐性無し〜!”と叫んでください」

「余計なお世話じゃ〜〜〜〜〜!!!」

あ! ハットちゃんが全力ダッシュで部屋から逃げ出した!

追いかける大家さん。逃げるハットちゃん。よくもまあここまで連続してコケにしたものです。

といったわけでいったんおしまい。後編に続きます。

PPS2ウルトラ前編 おしまい。

★第8章〜PPS2ウルトラ前編〜その11★


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