ウルトラクイズ復活委員会 |
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★第1章〜委員会設立編〜その4★ ○うわわわわ! 「あわわわわわ! 早く逃げようハットちゃん! さらわれちゃう〜!」 と腰抜かしている大家さん。 「うおー! すげー! かっちょいいー!」 と光り輝く宇宙船を見ながら狂喜するハットちゃん。どうやら生贄代理がいるからリラックス
「いや〜、ペンタゴンから来た追っ手がしつこくって。全部撃ち落すのに一苦労でしたよ〜」 と、とんでもないことをサラっと話す人のよさそうな(←?)宇宙人さんが2人に近づいて 「はじめまして。名前はコレヲ=ナントヨムといいます。バラマキ星から観光旅行で色々と ハットちゃんがそれ見たことか! ホントに宇宙人いたじゃん! と誇った様子で 「コレちゃんね。アタチはハットちゃん。どぞよろしくね!」 こうしてドロンコ荘に新たな
大家さんにも握手を求めるコレちゃん。こわごわと触手と握手する大家さんでありました。 「ま、まあ住むのはいいとしてこの宇宙船どうするつもりなの? 朝になったらまずいよこれ」 と大家さん。表の空地と道路にまたがってドカンと着陸しています。確かに朝になったら 「“ドロンコ荘の飾りでーす”ってことにして上に乗っけておいたらどうかしら?」 とハットちゃん。 「あのね、このオンボロアパートに乗っけたりなんかしたらどう考えてもつぶれちゃうでしょ! と大家さん。 「あっダイジョブですよ。ほーらポチっとな」 といってコレちゃんはリモコンらしきものを取り出してUFOに向けてボタンを押しました。 「え!? 食べちゃっていいの? ウルトラが終わったあと帰るときどうするの?」 一通りお約束どおりにズッコケた後、質問するハットちゃん。 「あっダイジョブですよ。すぐにこうやって取り出せますんで。ほら♪」 両方の触手が体の側面にくっついたかと思ったらそこからそれぞれリモコンとミニ宇宙船が 「すっごーい! アタチにもやり方教えて! 今年の忘年会のかくし芸はコレに決めた!」 と喜んでいます。いやハットちゃんや大家さんには絶対無理だと思うのだけれど・・・。 ★第1章〜委員会設立編〜その4★ |