ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

第1章
       
第7章
        
第2章
          10 11
第8章
          10 11
第3章
          10
第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
          10
第11章
      6 7 8
第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8


★第5章〜プロジェクトN編〜その7★

ひゅ〜どろどろ〜・・・の音とともに2つのヒトダマらしきものがにょっテレの会議室の中から
出てきました! 映像を見る限りでは撮影していたスタッフ達はそれを見てカメラさんを
含めて全員絶叫して逃げ出したようであります。


○オバケ騒動

にょっテレ局内の騒ぎは日がたつごとにエスカレートしていきます。ヒトダマどころか様々な
幽霊、妖怪のたぐいみたいなものが次々とカメラの端々へと映りこんだのです!

にょっテレ局内に他のTV局まで取材に来る始末。果てはアメリカやイギリスの
有名TV局までカメラを持ち込んで取材をすることに。

○証拠ビデオ

「・・・え〜、みなさんこんばんわ。7時のニュースです。ここ1週間のにょっテレ局内の
オバケ騒動でありますが、確認されただけでも、ヒトダマ、一反モメン、浮遊霊、ロクロ首、
ドラキュラなどが・・・。またカギをかけたはずのドアが開いていたり、逆に開いているはずの
ドアが閉まったり、エスカレーターが逆走したり、コーヒーカップが宙を浮いたり・・・。

もう勘弁してって感じです〜(泣)」

なんかいつもよりげっそりした感じのアナウンサー。後に「にょっテレ局内オバケ大騒動」として
テレビ界に永く伝えられる伝説となったのでありました。


○まさかこれって・・・

世間の皆様方はただ単に大騒ぎしているだけでありましたが、気が気でない人が
ヤマナチ県トーフ市に約1名。

「・・・この騒動ってやっぱりハットちゃん達が・・・? いやでもまさか・・・」

部屋の中をグルグル回りながら考える大家さん。また巻き込まれやしないかハラハラしています。


○ただいま〜

表が騒がしくなったので、もしや! と表に出てみるとやっぱりハットちゃん御一行のご帰還です。

「・・・あの〜、つかぬことをお聞きしますけど、ハットちゃん達どこ行ってたの?」

「ああ、ハイこれ、おみやげよん!」

ハットちゃんがなにやらサインが書かれた色紙を大家さんに差し出しました。

「えっ、誰のサイン!?」

大家さんが色紙を見てみると・・・、流した字でこう書いてありました。

“ろくろ”

★第5章〜プロジェクトN編〜その7★


第1章
       
第7章
        
第2章
          10 11
第8章
          10 11
第3章
          10
第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
          10
第11章
      6 7 8
第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8