ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

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★第6章〜面接に参戦編〜その1★

○プンプン!(第6章プロローグ)

プンプン! プンプクプン!

今日はとってもいい天気なのに、201号室のハットちゃんはご機嫌ナナメな様子です。
そこにコレちゃんが隣の部屋から遊びにきました。

「ハットちゃんこんにちわ〜」


○どうしたの?

「ぷんぷん! ぷん! ・・・ああコレちゃんじゃないの。なにか用かしら?」

「な、なんでそんなにプンプンしてらっしゃるんですか?」

「そーんなの決まってるじゃないの! 例の“ファミリー超大冒険クイズ”ってやつのことよ!」

「この前の“プロジェクトN”とやらで気が済んだんじゃなかったんですか?」

「あの時はね! でもやっぱりムカムカしてきちゃうの!」

やっぱりプンプンがおさまらないハットちゃん。でもそれを見ていたコレちゃんには
ひとつ疑問がありました。


〇というか・・・

「ん〜、というかですね、そのファミリーなんとかクイズにハットちゃんは出場しないんですか?」

プンプンしながら聞いてたハットちゃん。少し間を置いてから考え始めました。

「え? 出場? アタチが? ・・・・・・・・・。あー!!!」


〇そ、そうか!

「そーよ! アタチが出場すればいいんじゃない! コレちゃんナイスアイデア!」

コレちゃんをなでなでしてあげながら褒めるハットちゃん。

「さーさっそく作戦を練るわよー!! コレちゃんついてらっしゃ〜い!」

いきなり上機嫌になって部屋を飛び出していきました。

「・・・というかなんでハットちゃん出場できることに気付かなかったんだろ?」

と、不思議に思いながら後をついていくコレちゃんでありました。


〇委員会不定期会合

「はい! というわけで委員会の緊急の会合を開かせていただきました! ちなみに
今後会合はいつも、ここ103号室で行うので承知しておいてね!」

ホワちゃんがいる関係で会合の開かれる場所が大家さんの101号室から103号室へと
移った模様です。

「というわけでって、どういうわけで?」

事情を聞かされないまま連れてこられた大家さんが質問します。

「それよ! 重大発表をいまからおこなうわよん!」


〇重大発表!

「ぐわぐわ(どきどき)」

「きゅっきゅっ(どきどき)」

「どろどろ〜(どきどき)」

みんな重大発表と聞いてドキドキしています。

★第6章〜面接に参戦編〜その1★


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