ウルトラクイズ復活委員会
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★第11章〜ウルトラinてんてん編〜その5★

「・・・これはバツね! “自由の女神博士”のアタチにかかれば第1問は間違いなく
通過よん! でもってこの光線銃を使って大家さんを反対のマルへ・・・ぐっふっふっふ・・・」

さっそく大家さんに狙いを定めて光線銃を発射しようとするハットちゃん。大家さんまさしく
大ピンチ!!


〇びびびびび〜

「・・・ん! なんか直感が! マルの気がする! うん、この答えはマル!」

大家さんが自分で答えを確信したと思い込んでマルの方へと走ります。

「うっしっしっしっし。だ〜い成功! 大家さんったらなんにも気づかずにマルだと思い込んで
走ってっちゃった!」

悪魔な笑みを浮かべながらバツへと移動するハットちゃん。コレちゃんたち委員会メンバーも
それに続きます。

「いいんですか〜? ハットちゃん・・・」

「いいんですよ〜ぐっふっふっふっふ・・・」


やれやれ。さてタイムアップになってロープで仕切られました。さあ答えは?


〇げげげげげ!!

バツの陣地にてそわそわするハットちゃん達。

「そういえばハットちゃんの持っているビデオで見たことはあるけれど、クイズ大会に
参加するのって初めてなんですよね〜。なんか答えを待つのってドキドキしますね!」

「ぐわぐわ!(そうそう!)」

「でしょー? ウルトラっていいもんなのよ〜! ・・・そのいいもんを隠してた大家さんは
第1問にて敗退という憂き目に遭うってわけよ。ぐふふのふ」

「ばーつ! ばーつ! ばーつ! ばーつ!」

「答えは、答えは、答えは、これだー!」

ガッツポーズの準備をするハットちゃん達!


「○」


・・・ぽっか〜〜〜ん。


〇どうしてくれるの!

「は、ハットちゃん、自由の女神博士なんじゃなかったんですか!?(怒)」

「ぐわ!(怒)」

「どろ〜!(怒)」

ハットちゃんの強気な発言を信じてついてきた委員会メンバー・・・全滅! みんなで
ハットちゃんをつるし上げです。


「たたた、たまにはこういうこともあるの! 愛嬌ってもんよ! みんなもね、ウルトラは
自分で答えを出さなきゃダメでしょ!」

「あー! いまさらそんな開き直って!(怒)」

「ぐわ!(怒)」

「どろ〜!(怒)」

珍しくコレちゃんまで怒ってます。


○次こそは・・・

「ま、まあ見てなさい! 次こそ大家さんを落っことしてみせるから」


「問題! ・・・」

「・・・どっちですか?」

「ななによコレちゃん、そのうたがいのまなざしは! これは直感でバツ! バツよバツ! 
てなわけで大家さんは逆のマル!」

「じゃあマルにセットして・・・え〜い」

びびびびび〜


「・・・は! ひらめいた! マル!」

光線を照射された大家さんがひらめいたと思い込んでマルへと走ります。

「あー! やっぱり逆! 逆逆逆!」

「え〜、人が多くて狙いが定めにくいのに〜・・・」


大家さんに再び狙いを定めて・・・

びびびびび〜


「ん! ややっぱりバツな気がする!!」

今度はバツに走る大家さん。


15○あり?

「答えは、答えは、答えは、これだー!!!」

ノリノリのトクトクミツさん。


「×」


わー!

「・・・・・これはどういったことでしょうかハットちゃん?」

委員会メンバーの目つきが厳しい今日この頃。

「・・・・・・」

この前のPPS2ウルトラ以来、絶不調。アタマを抱え込むハットちゃんでありました。


〇4度目の正直?

つづく第3問もものの見事にハットちゃんの予想がハズれ、大家さんが3問連続正解を
何も知らずに喜んでいます。


委員会メンバーのハットちゃんを見る目が厳しい今日この頃。

じろ〜〜〜(全員)

「なななによ! 次の問題みてらっしゃい!」


「第4問! 問題! ダチョウも脱腸する。マルかバツか?」

は! っとした表情をするハットちゃん。

「やった! これ知ってる! どっかのクイズ番組でやってたのを確実に覚えてる!」

「・・・ホントかな〜?(じろ〜〜〜)」

「あ! なによその疑いのまなざしは! 今度こそ間違いなしよ! マルよマル! 
コレちゃん光線銃貸して! ってことは大家さんに狙いを定めて×の光線を〜〜〜・・・」

大家さんに狙いを定めるハットちゃん。大家さんまたまた大ピンチ!


〇発射〜〜あ!

負けちゃったんでつまんなそうなカモカモちゃん達。ん? なにか向こうのテントの方に
見つけたみたいですよ?

「ぐわ!(あれは!)」

「ぐわわ!(ぽ、ポップコーンだ!)」

「ぐわー!!!」

相変わらずポップコーンに見境が無いカモカモちゃん達。ポップコーン売り場を発見した
途端、他のことなんざ何も考えられなくなって売り場へ特攻しに飛ぼうとしたその瞬間!


「発射〜〜〜(ガシン!!)ぎゃ! あいたー!」

びびびびび〜!

ポップコーン以外何も目に入らない状態になっていたカモカモちゃん達。○×光線銃を
大家さんに向かって構えていたハットちゃんの腕にカモカモちゃん2号が激突してしまい
ました。あれ? じゃあ光線は一体?


○あいたたた!

カモカモちゃん2号と激突して狙いが思いっきりブレる○×光線銃!


びびびび〜!


「あいた〜〜!」

「ぐわ〜〜!(あいた〜〜!)」

「だ、ダメじゃないのカモカモちゃん! アタチのジャマをしちゃ! ・・・ってオイ!」

あ、もういません。ぶつかった分だけポップコーン食べに行くのが他の4匹より遅くなっちゃって
、自分の分が無くなっちゃう! とハットちゃんのことはお構いなしにまた飛んでっちゃいました。
相変わらずポップコーンには目がなさすぎるようで・・・。


「も〜! 痛いじゃないのカモカモちゃんてば〜!」

びびびび〜・・・

「・・・ん? あー! は、ハットちゃんマズいですよ!」

「え〜? なにがよ〜!?」

「光線銃光線銃!!」

「へ? この銃が・・・・・・、あ! やば!」


はて、何が?


〇狙いが!

「ね、狙いがブレてる!!」

びびびびび〜・・・

「ハットちゃん早く止めないと! 大家さんじゃなくて他の人に光線当てちゃってますよ!」

「わ、わかってるわよそんなこと! ・・・な、なによこれ! 光線止まんないわよ!」

「ええ〜!!」

青くなって光線銃のぞきこむコレちゃん。ぶつかった拍子にスイッチ入りっぱなしになって
しまった模様。止まりません。大家さんの近くにいた他の人に光線浴びせちゃっています。

「早く止めてよコレちゃん! ・・・あ! 大家さんの近くにいた人が!」


「ん! これはバツだー!!!」

スタタタタタタ!


「うわ! あの人、×だと思い込んで走って行っちゃいましたよ! どどど、どうしよう!」

「ここ、こうなったら大家さんにも光線を〜・・・!」

大家さんに狙いを定めなおそうとしたその時、


ピピピ〜!

「タイムアップ! そこまで〜!」

トクトクミツさんの合図で○と×の間にロープが引かれます。

「(2人して)げげげ! 終わっちゃった!!」


○答えは〜・・・

「答えはこれ〜!」


「○」


わー!


・・・目つきがどんどん厳しくなる委員会メンバー達。その視線の先には頭抱えてる
ハットちゃんが。

「・・・どうすんですかハットちゃん? 大家さんは勝ち残っちゃうわ、関係のない大家さんの
お友達は落っことしちゃうわ・・・」

かわいそうに、大家さんのお友達はハットちゃんに光線銃を浴びせられたとも知らずに
残念そうに退場していきます。


〇次こそは〜・・・!

「た、たしかに気の毒だったわよ! でもそれもまた運!」

「運じゃなくて確信犯でしょ!」

なんか立場弱くなってないハットちゃん?

「とりあえず! 大家さんをまず落としてから考えましょ! さあ光線銃をもう1回・・・
ってあれ?」

なんか銃の調子が・・・

「・・・げげげ! さっきの激突で銃が壊れちゃった!」


○次回は「もはや快進撃は止められず」です。お楽しみに!

 


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