○まだまだ！(第４章プロローグ)

「まだまだ！　全然足りないわ！」

ヒトダマちゃん達がやってきてしばらくたったある日のこと。突然また復活委員会の会合を
開いてハットちゃんは気勢をあげます。

「足りないって何が？」

「スタッフよスタッフ！　もっともっと集めないと収録は出来ないのよ〜！」

とハットちゃん。どうやら復活させるだけじゃなくて収録まで自分達でやっちゃおうとでも
考えている様子。さてさて今度はどんなお仲間さんが登場するのでありましょうか？

○陸もいる空もいる

「今のところ、地上で収録するのと空で収録するのは既にバッチリなのよ。コレちゃんや
カモカモちゃん達がいるしね。あと夜の収録もＯＫ。なんつってもヒトダマちゃん達がいるし！」

「ふーん、じゃあもうバッチリじゃない」

「っか〜大家さん相変わらず考えが浅いわ〜」

「悪ぅござんしたね考えが浅くて。何が足りないっての？」

○あと足りないのは

「あとは海よ海！　これに対応できるスタッフがいれば陸海空制覇ってわけよ！　
ちゅ〜わけで新しいスタッフは水に強いのが条件なの！　またアタチが探してくるので
ドロンコ荘にやってきたらみんな仲良くするよ〜に！　以上解散！」

ハットちゃんがしゃべりたいだけしゃべって会合は解散となりました。またハットちゃんが
新しい入居人を探してくるようです。宇宙人、カモ、オバケときて今度は何が
登場するのでありましょうか？

○またインターネットにて

カタカタと軽快にキーボードを操るハットちゃん。おっとなにやら画面を読み始めました。

「いたー！」

なんか海関係の人(人なのか？)のＨＰを見つけた模様です。相手にメールを打っています。

数時間後、返信が来ました。

「・・・よっしゃー！　これで陸海空制覇達成〜♪」

パソコンを前に小躍りするハットちゃん。さあ今度は果たして・・・？

○大家さんが留守の隙に

翌日。コレちゃんが階段を下りてくるとハットちゃんが大家さんの部屋のドアのところで
なにやらゴソゴソとしています。

★第４章〜陸海空編〜その１★