ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

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★第2章〜情報収集編〜その9★

○カモカモちゃんたちのお部屋は

しばらくしてようやく正気を取り戻した大家さん。カモカモちゃんたちに203号室のカギを
渡しました。コレちゃんの部屋の左隣ですね。でも困った問題がひとつ。

「ちょっと大家さん、カギだけ渡してどうしろっちゅ〜の? カモカモちゃん達ドア開けられ
ないでしょ!」

「え? いやそこらへんはハットちゃんがドアの開け閉め係をやってあげるのかと
思ったんだけれど」

「アタチはアタチで忙しいの! カモカモちゃん達用にドアを改造させてもらうからね」

そう言ってハットちゃん達は上の階に上っていきました。それからしばらくして大家さんの
部屋にも上の階からギコギコと音がしているのが聞こえてきて、やがて聞こえなくなりました。
・・・数時間後に大家さんが203号室の前に行ってみるとドアにカモカモちゃん達が
通れるだけの大穴が開いていたのでありました・・・。


○カモカモちゃん達の役割分担

「で、カモカモちゃん達は復活委員会でどんな役割をするの?」

ドアに大穴開けたハットちゃんにしばらく説教をしたあと、大家さんは尋ねました。

「情報収集よん。人間だけの情報網じゃ幅が狭いの! カモカモちゃん達と
そのお友達の鳥さん達のネットワークを使って、人間とはまた違った視点から
チェックポイントに使えそうな穴場なところを 見つけてきてもらうの」

「なるほどねえ。でも日本全国を飛び回るとなると情報が集まるまでに時間かかりそうだね」

「なに言ってんの大家さん。世の中はもうモバイルの時代なのよ!」

「へ? じゃあなに? カモカモちゃん達がモバイル端末から情報を送ってくるとでも?」

「あ〜! 信じてないでしょ大家さん。じゃあカモカモちゃん達のお部屋に行けば
わかるわよ」

そう言ってハットちゃんは大家さんをカモカモちゃん達の住む203号室に連れて行きました。
そしてその中ではなんとカモカモちゃん達がインターネットをバリバリとやっていたのでした。
う〜ん、ついに鳥までインターネットやる世の中になったんですね〜(バカ)。


○日記では・・・

さて、カモカモちゃん達が来た日のハットちゃんの日記はどんなんでしょう?

<ハットちゃんのその日の日記>

カモカモちゃん月 やって来た日

今日カモカモちゃん達5匹がドロンコ荘に到着したの。部屋はアタチの部屋のトナリの
トナリ。要はコレちゃんの部屋の向こうってわけね。

カモカモちゃん達が自由に出入りできるようにドアに穴開けてみたの。カモカモちゃん達は
喜んでくれたのに大家さんはなぜかカンカンだったの。相変わらず心の狭い大家さんで
あ〜る。ちっ。

ババ抜き事件から相変わらず冷戦状態なハットちゃんと大家さん(ていうかハットちゃんが
一方的に大家さんを恨んでるっちゅ〜か)。ベルリンの壁はいつ崩れるのでしょうか?

★第2章〜情報収集編〜その9★


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