ウルトラクイズ復活委員会
☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

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★第7章〜福利厚生編〜その5★

それにひきかえ・・・、

「ううう、ハム呼ばわりされた〜」

ピンちゃんに噛み付かれたことよりもハム呼ばわりされたことのほうがショックそうな
コレちゃんです。カモカモちゃんや大家さんたちがなぐさめています。


〇帰ってきた

1時間ほどたっぷりとおさんぽをしてハットちゃん&ピンちゃんが帰ってきました。

「ただいま〜ん」

「あっ、帰ってきた」

大家さんたちが気づいて出てきました。コレちゃんは警戒して大家さんの影に
隠れちゃっていますが。

がしかし、隠れているコレちゃんをまた見つけちゃったピンちゃん。再びコレちゃんに
飛びつこうとします。

「だからそれはハムじゃないんだってば〜!!」

綱を引っ張りながら言うハットちゃん。

「わーんまた言った〜!!」

「へ?」

コレちゃんてばショック受けて大家さんの部屋へ戻ってしまいました。


〇これは・・・

大家さんの部屋でヘコんでいるコレちゃん。

「ひどい事言うねえハットちゃん。コレちゃんヘコんじゃったじゃないの」

「何言ってんの! 大家さんのエサのやり方がケチだからピンちゃんがお肉に目が
なくなっちゃったんでしょ!」

「ピンちゃん昨日来たばっかりでしょ! キミのしつけがだね・・・」

「昨日来たばっかりって言うんだったらしつけだってこれからじゃん!!」

コレちゃんをよそにクチげんかする2人。カモカモちゃん達がコレちゃんをなぐさめています。

この日よりコレちゃんはピンちゃんを警戒するようになったとの事でした。やれやれ。


〇ハットちゃんのしつけ教室

数日後。ピンちゃんに日々しつけをするハットちゃん。

「お手! ふせ! もいっかいお手!」

ピンちゃんもだんだんといろいろおぼえてきた感じです。なでなでして褒めてあげながら
続けてしつけをするハットちゃん。

「よ〜しいい子ね〜! あとオシッコは大家さんの部屋の前でやるようにね!」

「ちょっとちょっと、そこを一番ちゃんとしつけてくれないと困るんだけどね」

ハットちゃん1人にしつけさせるとこういうことを教え込みかねないと思っていつもしつけを
しているところを見ていた大家さん。案の定です。


〇その様子を・・・

そんなこんなな様子をだまーって見ている人がもう1人。ヘルメットをかぶった
メットちゃんです。

「ん? あ、そうだ、ねえねえハットちゃん、メットちゃんってしゃべらないの?」

「へ? メットちゃん?」

★第7章〜福利厚生編〜その5★


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