ウルトラクイズ復活委員会
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★第6章〜面接に参戦編〜その3★


「ぐわぐわぐわ?(カモが家族なんですか?)」

「きゅっきゅ・・・(さすがにイルカが家族っていうのは・・・)」

「ボクが面接に行ったら会場大パニックなのでは?」←コレちゃん。

「どう考えたって無理と言うか・・・ね〜え?」←大家さん。


みんな否定的な意見ばっかりです。


〇まず大事なのが・・・

「ちっちっち! みんな発想の転換をしなきゃ! いーい? 予選に参加できるのは
20家族っていう話じゃない、でも応募数なんてもっと絶対多いと思わない? そう! 
インパクトのある家族じゃなきゃおそらくは予選すら出場できやしないのよ!」

「ということはその“インパクトのある家族”ってのがボクらなんですか?」

「そう!」

「ありすぎじゃないの? だいいちウソ家族だし・・・」

「かー! もう否定的な意見はノーサンキュー! とにかく応募することは決定なの! 
面接の当日はアタチが全部うまいことしゃべるからみんなはただついて来ればいいの! 
わかった!?」

「はーい・・・」


ということで委員長のハットちゃんのゴリ押しにて応募することが決定しました。
果たしてこのメンバーで家族として通用するのでありましょうか?


〇さっそく申し込み

会合が終わり、自分の部屋に戻ったハットちゃん。さっそく日テレのHPに書いてあった
応募メールの送り先に申し込みをしているようであります。

コレちゃんがその様子を後ろから見ています。

「で、委員会のメンバーの中で4人というと誰と誰になるですか?」

「もちろん1人目はアタチ! そして次がコレちゃん、3人目が不本意ながら大家さんで・・・」

「や、やっぱりボクもメンバーに? 大丈夫ですかね? 会場がパニックになったりとか・・・」

「その点については大丈夫! アタチの名案にまかせておいてちょ! それよりも
4人目の人選をどうしようかしら・・・。・・・! そうだ! この手があったわ! 
コレちゃん協力してちょうだい!」


さすがにカモカモちゃんとヒトダマちゃんとホワちゃんは無理だったようです
(コレちゃんってのも思い切りムチャですが)。さてあと1人とは・・・?


〇返事が来て

「あっ、返事が来てる!」

申し込みメールをにょっテレの事務局に送った数日後、ハットちゃん宛てに返信メールが
届きました。

「面接をにょっテレにて行いますので〇月〇日〇時にトキオ都のにょっテレまで
参加予定のご家族全員でお越しください」

とのこと。

「よ〜っしゃ! 面接でばっちりアピールして番組に出場するわよ〜!」

盛り上がってきたハットちゃん。さっそくにょっテレへ行く準備を始めるのでありました。


〇準備してさあ出発

面接当日。面接はお昼からですがハットちゃんは朝から気合を入れてお弁当を
作っています。といっても巨大なオニギリがメインな内容のお弁当らしいですが。
それを包む前に机において冷めるのを待ちます。

「ハットちゃん準備できましたよ〜」

コレちゃんと大家さんがやってきました。

★第6章〜面接に参戦編〜その3★


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