○とりあえずの解決策

ゼイゼイ言ってるハットちゃんをウチワで扇いであげているコレちゃん。

「どどど〜しましょうね、これから。行ったきりじゃ確かに意味なかったですね」

「う〜、うかつだったわ〜。トキオドームとかニューヨークとかに転送頼まなかっただけ
まだ助かりはしたけれどね〜(そりゃそうだ)」

とりあえずなんらかの解決策を考えなければいけなくなってしまいました。さてどのような
方法で現地から帰ってくるようにすればいいのでしょうか？　３人は考え始めました。

○現実的？　な解決策

「んじゃ、こうしよう！　帰りはコレちゃんの宇宙船で迎えに来てもらうの。行きは転送、
帰りはＵＦＯ！」

う〜んナイスアイデア〜♪　と自分に酔いしれながらハットちゃんが提案しました。

・・・がしかしそれを聞いたコレちゃんが、

「・・・あ〜！」

と何かに気がついた様子。どうしたのでしょう？

○落とし穴パート２

いきなりコレちゃんがホロリと泣き出してしまいました。ビックリしたハットちゃんが大家さんを
怒ります。

「なんでコレちゃん泣かすの！　かわいそ〜でしょ！　も〜！」

コレちゃんをなでなでしてあげながら大家さんを追及するハットちゃん。

「ってあのね、なんでただ隣に座っているだけでボクが泣かしたってことになるんじゃ〜！
今なんてハットちゃんの提案聞いてただけじゃん！」

と大家さんもプンプンしてます。

「ちがうんです〜。ＵＦＯでアメリカまで行ったらまた捕まっちゃうかもと思って
怖くなったの〜。え〜ん」

・・・そういやコレちゃんはアメリカから逃げてきたんでしたっけ。チェックポイントが
終わる度にアメリカまで飛んでちゃ見つかっちゃいますよね。う〜んどうしたものでしょうか？

★第２章〜情報収集編〜その４★