ウルトラクイズ復活委員会
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第1章
       
第7章
        
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第8章
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★第2章〜情報収集編〜その8★

○新しい入居人

数日後。ハットちゃんとコレちゃんが大家さんの101号室に飛び込んできました。

「大家さん! 来たわよん!」

「はいはい今行きますですよ」

2人に呼ばれて外に出る大家さん。外に立っている入居人に挨拶を・・・あれ?

「あれ? だれもいないじゃん。も〜からかうのはやめてちょうだいよ」

事実ハットちゃんとコレちゃんの他にドアの外にはだーれもいません。大家さんはテレビの
続きを見ようと部屋に戻ろうとしましたが、2人が服を引っ張って引き止めます。


○どこにいるかといえば

「なに言ってんの! ちゃんと来てるじゃん!」

「どこに? ままさか小さいってアリさんとかじゃないだろうね?」

大家さんが足元をキョロキョロしてみましたがアリさんもいません。

「下じゃなくて上をみてちょ〜だい!」

ハットちゃんが電線を指差しました。

「電線って鳥が止まっているだけじゃん。なんか珍しい鳥だね、あれってカモかな?」

「そう、カモ! 新しい入居人のカモカモちゃんたちよ! カモカモちゃん達
降りてらっしゃ〜い」

グワ! と返事してカモ5羽が3人の目の前に降りてきました。なんと新しい入居人は
このカモさんたちなのでした。


○カモカモちゃん自己紹介

大家さんが目をテンにしているなか、ハットちゃんを通訳にしてカモカモちゃん達の
自己紹介がワグワと始まりました。

「グワグワグワグワグワ。グワグワグワ」

「えっとね、はじめまして。南の海に浮かぶ御手付誤島(おてつきごとう)から来ました
カモカモちゃんです。私がカモカモちゃん1号。そして横に並ぶのが順番に2号〜5号です。
しばらくごやっかいになりますけれどどうぞよろしく! だって」

なんでハットちゃんはカモ語がわかるのでしょうか? だいいち彼らはなぜインターネットで
連絡がとれたのでしょう? なんか謎だらけの新しいお仲間さんがドロンコ荘の入居人に
なったのでりました。

それにしても彼らがどのようにウルトラ復活に役立ってくれるのでしょうか?

あとちなみに大家さんはまだ目がテンのままです。コレちゃんが触手を大家さんの
目の前でプラプラしてみても反応していません。よほどビックリしたようです。

★第2章〜情報収集編〜その8★


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