大家さんが文句を言うのもシカトして、ピンちゃんとたわむれるハットちゃん。犬小屋も
出来上がってピンちゃんもゴキゲンです。

犬小屋は大家さんの部屋の前になった模様です。

〇おさんぽおさんぽ

翌日。首輪ではなくオナカを包むやつに綱をつけてピンちゃんの初おさんぽです。

「さあピンちゃん、おさんぽにいくわよ〜ん」

わんっ！　と答えるピンちゃん。

「ピンちゃん、ハットちゃんがおイタをしないようにしっかり見張っててねっ」

わんっ！　と答えるピンちゃん。

「変なこと教えないでちょ〜だい！　あとピンちゃんもそこで返事しなくてよろしい！」

見るもの珍しいらしくあんまりハットちゃんの言うことを聞いていないようなピンちゃん。
なにかを凝視しています。ハットちゃんがピンちゃんの見つめるその視線の先を追っていくと・・・。

〇あー！

ピンちゃんの視線の先には・・・・・・、コレちゃん？

「あっハットちゃん、ピンちゃんのおさんぽです・・・ね、ってわー！！」

たたたたたっ！　ぴょん！　がぶりっ！！

なんとピンちゃんがコレちゃんに飛びかかって、そのままかぶりついちゃいました！

「わ〜！　なにすんの〜！！」

「あ〜！　ダメよピンちゃん！　それは似てるけどハムじゃないのよ！！」

ハットちゃんが綱を引っ張ってコレちゃんからピンちゃんを引き剥がそうとしています。

〇ようやくおさんぽ

ようやくピンちゃんをコレちゃんから引き離しておさんぽを開始したハットちゃん。
初のおさんぽで双方ともゴキゲンです。

★第７章〜福利厚生編〜その４★