「今度はオッケーみたいね！　やればできるじゃないのコレちゃん！」

「えへへ〜、ざっとこんなもんですよ〜(あ〜よかった・・・)」

心の中で安堵するコレちゃんでありました。が、しかしながらメットちゃんのしゃべり方を
見て大家さんがなにやら気に入らない様子。コレちゃんにクレームをつけます。

「ねえコレちゃん、これだとメットちゃんのしゃべり方がハットちゃんにそっくりすぎてガラが
悪いよ〜。もちょっとおしとやかなしゃべり方にだね〜・・・」

「んだとー！！　アタチのどこがガラが悪いってーの！？　えーっ！！？」

「ほら今だってこんなにガラが・・・」

「大家さんがイチャモンつけるからでしょー！」

一時期修復に向かったかと思われたハットちゃんと大家さんの友好関係もこれでまた
冷戦状態に逆戻りな模様です。犬のピンちゃんが２人のやり取りをシッポを振りながら
興味深げにみている昼下がりでありました。

そんなこんなで第７章はおしまい。第８章に続きます。