ウルトラクイズ復活委員会
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第1章
       
第7章
        
第2章
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第8章
          10 11
第3章
          10
第9章
         
第4章
        
第10章
  
第5章
          10
第11章
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第6章           第12章  1 2 3 4 5 6 7 8


★第1章〜委員会設立編〜その7★

「どどど、ど〜しましょ!」

2人が慌てていると、

「今の音ってな〜に?」

と大家さんが出てきて102号室のドアをコンコンしているではないですか!

「うわ〜! 大家さんドア開けちゃダメ! 今開けたら爆発するわよ〜!」

とにかく大家さんを部屋に入れたら「3時間くらいの説教&ゲンコツ数発」というお叱り
フルコースが待っていることが明白なため、ホラ吹こうが何しようが大家さんを部屋に
入れてはならない! と 大家さんがあきらめて部屋に戻るまでの10分ほど必死で
大家さんの進入を食い止めようとするドア越しの攻防が続きましたとさ。

なおアパートがこのように破壊されたことは、30分ほど後に水道局の職員が水道管が
破裂したらしい、と駆けつけてきたことによって大家さんは知るのでした。

その日の夜遅くまで近所にはガミガミガミガミという声が響いていたそうな。
おアトがよろしいようで。


○役割分担

ハットちゃんとコレちゃんがこっぴどく叱られた次の日。ウルトラクイズを復活させるための
3人のそれぞれの役割を決めることになりました。

「って3人で出来るの? もっと人が必要なんじゃないの?」

と大家さん。

「必要になったらまたアタチが探すわ! とりあえずは『ウルトラクイズ復活委員会』を作って
この会を中心にして復活のための形作りをしていくことにしたの。スポンサーの事をハナから
期待しちゃダメ! にょっテレにも期待しすぎちゃダメ! ワタチ達自身の力でウルトラクイズが
開催せざるを得ない状況を作り上げていくの! 自分自身を頼りにして行動するの!」

め、めずらしい! ハットちゃんがまともなことを言ってる! ハットちゃんの発言を聞いて
感心して拍手するコレちゃんと大家さんでありました。

○委員長就任

といったわけで自力でウルトラクイズを復活させるべくハットちゃんを委員長として
「ウルトラクイズ復活委員会」が発足したのでありました。

果たして3人はこれからどうやってウルトラクイズを復活をさせていくのでしょうか?
第2章につづきます!

★第1章〜委員会設立編〜その7★


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