○きいてビックリ

コレちゃんとカモカモちゃん達に、大家さんに見つからないように合図を送り呼び出します。

「さっき家賃払ってたようだけどどこでお金を手に入れたの？　どっかでバイトしたの？」

「いや、そんなことしませんよ。もっと効率のいいお金を手に入れる方法があるんですよ」

「ぐわぐわ(そうそう)」

「なぬ！　楽して儲かる方法ってやつ!?　ぜひアタチにも教えてちょ〜だい！」

○部屋にあったのは

大家さんがひとまずあきらめて買い物に出かけたのを見計らって、コレちゃんの後をついて
202号室のコレちゃんルームへ入ります。

またなんか機械が増えています。

「・・・で、その楽して儲かる方法ってのを早く教えてちょ！」

○儲けるのではなく・・・

「じゃーん、これでーす」

コレちゃんが部屋の奥のほうに置いてあった機械を見せてくれました。

「なにこれ？」

「超高性能コピー機です。お札の柄だけじゃなくて材質まで100％コピーできますよ。
カモカモちゃん達も欲しいそうなんでさっきあげたんですよ」

「ぐわぐわ(そうそう)」

「・・・・・・ふ、ふふ、ふふふふふ！　やったー！　これで大金持ちじゃー！！」

ハットちゃん大喜びです。ただ、部屋にいる人全員が、思いっきりありがちなことに
気付いていません・・・。さてこの後どうなるんでしょうか？

★第３章〜スタッフ集め編〜その３★